SPring-8

SPring-8の全体図(航空写真)

SPring-8とは?

 「SPring-8」とは、兵庫県西播磨に建造された、第三世代大型放射光施設です。光速近くに加速された電子を用い、極めて明るい光を作り出すことができます。「SPring-8」は、このときの電子のエネルギーが8GeVと世界最高性能の放射光実験施設です。

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 菅研究室はこれまで「SPring-8」ならびに筑波の高エネルギー加速器研究機構のフォトンファクトリー(PF)、ARにたくさんの装置を作ってきました。それらは極めて高い性能の装置で世界の研究と十分に競争できるものです。実験室の装置を用いた実験とともにこれら外部の装置を使って相補的な研究を行う事を目標としています。
  「SPring-8」は私たちの研究室 から車で1時間40分程度の距離にあります。ですから毎週のアルバイトと両立する形で世界最先端の研究が出来ます。「SPring-8」で実験中の宿泊は当施設内の「交流センター」を利用して快適な環境(SPring-8情報参照)で数日間にわたって行われます。この期間の旅費・滞在費等はすべて「SPring-8」または研究室が負担します。当分の間私たちはビームライン「BL25SU」を使って研究をします。これは「twin-helical undulator」というすぐれた円偏光放射光アンジュレーター光源で世界に誇れる光源です。

軟X線固体分光ビームライン「BL25SU」

 菅研究室では、軟X線を用いて固体の電子状態を研究するためのビームライン、「BL25SU」の建設に携わってきました。現在、「BL25SU」はその性能で世界のトップを走っています!

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ビームライン「BL25SU」にある装置は
高分解能共鳴光電子分光装置 
.内殻吸収磁気円 偏光2色性(MCD)測定装置 
2次元表示型電子エネルギー分析装置

等です。

 試料は液体Heのクライオスタットで冷却できるように考えてあります。すべて超高真空の装置ですが試料は「entry air lock機構」により大気中から速やかに超高真空に持ち込む事が出来ます。もちろん時にはシステムを開放し再度超高真空のためのベークを数日にわたって行う事もありますが、これは超高真空の世界で仕事をする基礎知識を得るためと考えてください。
  装置の隅々から装置の機能を理解した上で実験を遂行し、得られたデータをちゃんと理論解析する。これが当研究室の理想です。この方針で育ちますと研究者として幅広い知識、順応性を持つことが出来ます。研究職の公募に応募する場合も、会社に就職する場合にもとても有利な状況です。

 

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